みなさんこんにちは~。
今日はちょっとどんより天気ですね。明日は晴れるのかしら??
mixi、twitter、facebookと色々SNSを使って近況アップとかはしていたのですが、きちんと自分のブログを書くのは初めてです~!!どきどき。。。
ここでは、“ますはらあきこ”として、いろんな情報を勝手にアップしていきたいと思っています。
お付き合いくださいませ☆
まず今回のネタは、少し前からfacebookにもアップしていたこちらの本を読んだ感想など。
じゃん!!
株式会社オタキングという会社の社長をされている岡田斗司夫氏の『評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている』という本です。
まずは帯に書いてあることからして「???」といった感じ。
そりゃtwitterのフォロワーはお金では(基本的には)買えないと思いましたが、それがどういうことを意味しているのか全くわかりませんでした。
…が!
読み進めていくうちに、「なるほどなぁ…」と。
岡田氏の言いたいことを端的にまとめるとこんな感じです。
「最近は、昔に比べてお金の重要性が低くなってきている。それよりも重要なのは、人から自分がどう見られているか?ということ。これから稼ぐのは、お金じゃなくて人からの評価ですよっと。」
たとえば、昔だったら3億円の家を所有しているだけで、「おぉぉぉ~!!すごぉぉぉい!!!!さすがお金持ちは違うね!!!」みたいたことだったけど、これからは「…だから???twitterでのフォロワー10人の人に言われてもなんか説得力ないよねぇ…」といった感じになるといったところでしょうか。
岡田氏は、休日返上してまで働くことに対してもバッサリとこう言い放っています。
「働きすぎることは資源を浪費し、環境を破壊する悪徳なのです。仕事のために、最も希少である「自分の時間」を使う行為です。いまや日曜も祝日もなく働く人とは「働き者」ではなく、「こき使われている弱者」なんですね。」
グサーっ!!!
そんなことないよ、一生懸命がんばって働いているし…!!自分のために、家族のために、会社のために、世の中のために…!!!!!
でも、そのために、「自分」を後回しにしているのも事実なんですよね。確かに昔は、休日返上して働けば働くほど、お給料も上がっただろうし景気もよくなった。生活も豊かになった。がんばった分だけ「お金」がもらえた。それが評価の形だったんだろうけど、今は、必ずしも労働量と対価として与えられる「お金」は比例していないというわけですね。
そんなこと言ってたら、働く気がなくなるじゃないかー!!!!!
私が思うに、もちろん生きていく上でお金は大事だし、必要だと思うんです。だけどこれからは、もっと自分をあからさまに大事にしてもいい世の中が来るのかな?というふうにこの本を理解しました。自分に必要な「コミュニティー」を自分で見つけて選んで、そのいろんなつながりの中で生きていく。
今なら「ワガママ」と言われることが、「ワガママ」ではなくなって、より自分らしく生きられる世の中が来る。
お金って、ある意味一番わかりやすいものだったけど、そんな1つの価値観だけで人を見るんじゃなくて、もっと幅広い人の見方があるだろう!!!そっちのほうが、よっぽど価値があって大事なことなんだー!!ということなんでしょう。
「世の中お金が全てじゃないけど、やっぱりお金が全てだよ」という今から、「そんなことより、あのコミュニティーの人と絡みたい、今度の休みはあそこに顔出して、あ、その後はここにも顔出して、なんやかんや忙しいけど、自分らしい」っていう世の中になっていくのかもしれませんね。
あ、でもそれって、自分の中で「よりブレない軸」がないと生きていけないってことなのかもしれません。
そういえば、私が6年ほど聞いているポッドキャストの番組のパーソナリティは、その番組をやるにあたってこんなことを言ってました。
「お金をたくさん使うことが贅沢なように、時間を無駄に使うことも同じくらい贅沢なんじゃないか。」
と。
ポッドキャストなんで、もちろんタダでやってるんだけど、その「時間の無駄な番組」が大好きで集まってる仲間がたくさんいて、でもそんな私たちにとってはそれを聴く「無駄な時間」がとっても「贅沢な時間」になっている。さらに、そのパーソナリティが、タダで続けることに、尊敬し、どんどんどんどん評価が上がっていっています。
そしてそこで新しい出会いがあり、仕事につながったりしているのを見て、「あぁ、すごいなぁ」と本当に感心する。これがきっと、「評価経済社会」!!
ネットが出現して、いろんなものを選択できる時代になっていきている今ですが、忘れたくないこと。
「自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の心で感じたことを信じる」
私はこれを守って、時代の変化にもブレない自分でいたいです。
課題図書シリーズは、これからも続けていきますね~☆